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著者からのメッセージ

『スッキリわかる日商簿記』 滝澤ななみ先生 その(14)

◇◇ 早めに過去問題を! ◇◇


「(日商簿記の勉強で)過去問は解くべきですか?」
とよく聞かれるのですが、過去問は解いてください。


しっかり解くのは、試験の直前1、2週間前でもいいのですが、
「どんな問題が出題されているか」は、早い時期に確認しておきましょう。


というのも、「どんな問題がどういう風に出題されているか」
がなんとなくでもわかると、テキストを読んだり、個別問題を解いている
ときに、記憶に残りやすいからです(と、私は思っています)。


ですから、テキストがひととおり終わったら、
まずは過去問題(なるべく直近の問題)を1回分、解きましょう。

このとき合格点にほど遠くても、がっくりしないでください。
(決して「や~めた」と思わないでくださいね)


ここで過去問題を解く目的は、
単に「どんな問題が出題されているか」を見るだけなのですから…。
また、全く解けない場合は、解説やテキストを見ながら解いてみてください。


そして、過去問題1回分を解いたら、合格点をとれた方も、
全くできなかった方も、テキストに付随している問題集(個別問題集)
を1週間くらいで、バァ~と解きます。
このとき、間違えた問題は必ずテキストで確認しておきましょう。


そのあともう一度、1週間前に解いた過去問題を解きましょう。
2回目なので、すいすい解けるはずです。


一見、「1週間前に解いたんだから、すいすい解けて当たり前」
と思うかもしれませんが、実は過去問を解いていたかどうかで
力のつき方は全く違うと思います。


しいていうなら、100回聞くよりも1回実践した方が身につく、
というところでしょうか。


だから、なるべく早い時期に過去問を1回分だけ、
解くことをお勧めします。


そして、このあとは違う過去問題を解いていきます。
ここから何回分を解くのかは、残された時間にもよりますが、
試験までに同じ過去問を2回解けるような計画を立てましょう。


大切なのは、「何回分の過去問題を見たか」ではなく、
「何回分の過去問題をしっかり解いたか」です。


10回分の問題をテキト-に解くくらいなら、
3回分の問題をしっかり解いた方が力がつきます。


「早めに過去問をチェック、そして最後はしっかり解く」
こんなイメージで、これからの計画を立ててみたら
いかがでしょうか。

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