情報処理技術者試験

時代から求められるITスキルを的確に証明できる資格です。

情報処理技術者試験は「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定水準以上であることを認定する国家試験です。

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情報処理技術者試験とは?

情報処理技術者試験とは「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者試験としての「知識·技能」が一定水準以上であることを認定する国家試験です。情報システムの構築·運用する「技術者」から情報システムを利用する「エンドユーザ(利用者)」まで、ITに関係するすべての人が活用できる試験として実施されています。特定の製品やソフトウェアに関する試験ではなく、情報技術の背景として知るべき原理や基礎となる技能について、幅広い知識を総合的に評価しています。

試験制度について

試験制度の沿革

情報処理技術者試験制度は、情報処理技術者の不足やプログラマ認定制度への要望を背景として、昭和44年に発足しました。以降、情報技術の進展や人材需要の変化を見据えて、試験制度·内容の革新を続けています。企業や教育機関等で幅広く普遍的に活用されており、これまでの累計で応募者は2,202万人、合格者は334万人に達しています。(令和4年度までの累計)

試験区分一覧

現行の試験区分一覧(平成29年度春期から)

試験区分一覧

試験スケジュール

令和5年4月より、情報セキュリティマネジメント試験と基本情報技術者試験が、通年随時実施に変更となりました。

試験区分
ITパスポート
情報セキュリティマネジメント
基本情報技術者
応用情報技術者
高度試験 ITストラテジスト
システムアーキテクト
プロジェクトマネージャ
ネットワークスペシャリスト
データベーススペシャリスト
エンベデッドシステムスペシャリスト
ITサービスマネージャ
システム監査技術者
情報処理安全確保支援士
試験日
4月 第3日曜日 10月 第2日曜日
 
CBT試験のため随時実施 試験会場ごとに実施日および試験時間が異なります
 
春期 秋期
春期
春期
秋期
春期
秋期
秋期
春期
秋期
春期 秋期
※CBTとはComputer Based Testingの略。コンピュータを利用して実施する試験方式のことです。受験者は試験会場に赴いてコンピュータに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答します。

情報処理技術者試験を取得するメリット

自己のスキルアップ、能力レベルアップ

対象者別(IT利用者·ITエンジニア)、レベル別(エントリ·基本·応用·高度)、専門区分(9区分)に試験体系を構築しています。
下位の試験区分の合格を足掛かりに、より上位の試験区分を目指すことで、自身のスキルを一歩ずつ向上させることが可能です。
また、全ての試験区分で個人成績の照会や解答例等の情報提供を行っているので、合否だけでなく、自己の能力レベルの向上度合いを確認することもできます。

企業等の組織での活用

【ITエンジニアの評価に活用】
情報処理技術者試験が、基本·応用から専門分野別の試験区分まで、ITエンジニアのキャリアパスに沿った試験体系になっていることから、組織におけるIT人材育成に活用されています。
合格者に対して、資格手当·一時金などといった報奨金制度を設ける企業、採用の際に試験合格を考慮する企業があるなど、多くの企業が情報処理技術者試験を高く評価しています。

【組織の技術力の証明として活用】
情報処理技術者試験が、IT業界全体での共通的な評価指標となっていることや、公平な評価に資する国家試験であることを受け、システム開発案件等の発注の際、合格者のプロジェクトへの参画を求めるなど、情報処理技術者試験への取り組みを発注先選定の際に考慮している組織も数多くあり、技術力の証明としてアピールすることも可能です。