行政法の勉強方法とは?

行政法とは?

行政法は、憲法と民法と違って、「行政法」という名称の法律が存在するわけではありません。行政法とは、行政(行政権)に関するすべての法令の総称で、行政に関する法全体を学習する科目になります。行政書士試験の行政法では、行政法の一般的な法理論行政手続法行政不服審査法行政事件訴訟法国家賠償・損失補償地方自治法が出題の中心とされています。行政法の一般的な法理論は具体的な法律すべてに共通するルールが中心で、他の5つは具体的な法律そのものが中心です。

最も出題数が多く、配点も高い、最重要科目です。

行政法の問題数・配点

行政書士試験の行政法は、次の問題数、配点で出題されます。

科 目
法令等 基礎法学
憲法
民法
行政法 一般的な法理論
行政手続法
行政不服審査法
行政事件訴訟法
国家賠償法
地方自治法
行政法総合
商法(会社法含む)
一般
知識等
政治・経済・社会
情報通信・個人情報保護
文章理解
合 計
令和元年度(2019年)
5肢択一式(1問4点) 多肢選択式(1問8点) 40字記述式(1問20点) 配点 科目合計
2     8点 46問
【244点】
5 1   28点
9   2 76点
3     112点
3   1
3    
3 1  
2    
3    
2 1  
5     20点
7     28点 14問
【56点】
4     16点
3     12点
54問
【216点】
3問
【24点】
3問
【60点】
300点 60問
【300点】

問題数が多く、多肢選択式も記述式もある行政法と記述式が2問ある民法とで、法令科目の8割近くを占めています。この2科目および記述式の攻略が、行政書士試験攻略のキモです。

行政法科目の概要・特徴と攻略法

行政法科目の概要

行政法は、3つの出題形式すべてからの出題があり、かつ、問題数・配点も多く、法令(等)科目に限らず、行政書士試験全体の「メイン科目」といっても過言ではありません。

一般的な法理論
行政法全体にわたって共通する基本ルール、
行政機関・公務員といった行政組織の仕組み
行政手続法
行政機関からさまざまな処分を行う際の事前ルール
行政不服審査法
国民から行政機関に対して事後の救済を求める際のルール
行政事件訴訟法
国民から裁判所に対して事後の救済を求める際のルール
国家賠償・損失補償
行政活動による損害に対する金銭等での救済
地方自治法
都道府県・市町村などの地方公共団体についてのルール

行政法科目の特徴と攻略法

特徴
基本的には条文知識が問われる
行政事件訴訟法と国家賠償・損失補償では、判例知識も問われることが多い
攻略法
重要論点から繰り返し出題されることも多く、知識の積み重ねを!

短文の単純正誤タイプの問題が多いので、法律用語と条文知識の暗記の精度を高めていくことが得点につながります。

行政事件訴訟法と国家賠償・損失補償では判例問題が出題されることも多いので、判例知識を身につけることも必要になります。

※学習をサポートする教材を、下記「行政法の学習法」にて紹介しています。

行政法の学習法

行政法は、本試験において出題数・配点が最も多い最重要科目です。
なじみの薄い用語が多く、イメージがわきにくい科目です。
一方、問題の難易度は民法ほど高くなく、過去問の焼き直し的な出題も多いので、学習量と得点が比例する科目と言われます。
8割以上の得点が目標です。

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  • 出題頻度にあわせて、★★★=優先学習テーマ、★★=ここまでは手を広げておきたいテーマ、★=余裕があれば取り組めばよいテーマ、とそれぞれの内容を重要度(出題度)にわけて区分しているので学習にメリハリがつけられます。
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