ストーリーを語れば、〝もの〟が売れる!
数々の営業担当者を成功に導いた最強の営業ツール〝セールス・ストーリー〟のつくり方がこの1冊で学べます。
効果的なストーリーづくりのテクニックを学べば、営業のみならず、自己紹介、スピーチ、面接など、さまざまな場面で応用ができます!
『ゼロからつくる営業ストーリー』ポール・スミス (著), 藤戸 良憲 (翻訳)
●四六判 ●本体1,600円(税別) ●ISBN 978-4-8132-7162-8
あなたなら、ブタの写真をどう売りますか?
2015年5月、オハイオ州シンシナティのアートフェアで、著者は〝泳ぐブタ〟の写真を見つけました。バハマ諸島の無人島に暮らすこのブタたちは、島にエサとなる食べ物がなかったため、別の島の人が岸から数十メートル沖に捨てていたキッチンの残りものを得るため、泳ぎを必死で覚えたそうです。
島は現在、〝ピッグ・アイランド〟としても知られています。この話を聞いた著者はいいました。〝これを買おう〟。ストーリーを語れば、〝もの〟が売れるのです。
ストーリーを使って相手に強い影響を与える究極の技術〝ストーリーテリング〟。
そんなストーリーテリングを営業に応用すれば、バイヤーをリラックスさせ、その感情に働きかけ、自分や自分が扱う製品を記憶に残し、自分を特別な存在にさせ、バイヤーとの信頼関係が築けます。そしてなにより、取引を成立へと導くことができます。
本書は、営業担当者が使用して成功をつかんだ豊富なセールス・ストーリーの実例(パート1)と、効果的なストーリーづくりのテクニック(パート2)の2部構成になっています。
本書で学んだテクニックを実践すればきっと、バイヤーの心をつかんで離さない〝勝てる〟営業担当者になれるでしょう。
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[パート1 ]どのようなセールス・ストーリーが必要か、いつ語るべきか
- 自己紹介のためのストーリー
- 自分に語りかけるためのストーリー
- 良好な関係をつくるためのストーリー
- 主なセールス・トーク
- 反論に対処するためのストーリー
- 取引を成立させるためのストーリー
- 取引が成立した後のストーリー
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[パート2] セールス・ストーリーのつくり方
- すぐれたストーリーの要素
- ストーリーの選択
- ストーリーの構成
- つかみ
- 背景
- 試練、戦い、解決
- 教訓と推奨される行動
- 感情
- 驚き
- 会話、ディテール、ストーリーの長さ
- どう話すか
- データとともに使う
- ストーリーの脚色、事実の誇張
- すぐれたストーリーを探す
- ストーリーを練習し、保存する
- 実践する
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付録A 営業担当者に必要なストーリー
付録B ストーリーの工程表
付録C ストーリー構成のテンプレート
付録D ストーリーのリスト
- これから営業職を始めるにあたり、自分だけの武器がほしいと思っている方
- これまでの自分の営業方法に行きづまりを感じている方
- さらに営業成績を上げたいと考えている方