基礎法学の勉強方法とは?

基礎法学とは?

基礎法学とは、法律を学ぶうえで知っておくべき基礎的な事項のことです。
言い換えれば、法律の規定を読み進めていくために必要な知識のことで、法学で学習 します。
これに加えて、裁判所の仕組みや裁判外紛争処理手続のような裁判制度なども出題されます。

出題数(配点)が少ないので、学習ウェイトが低くてよい科目です。

基礎法学の問題数・配点

行政書士試験の基礎法学は、次の問題数、配点で出題されます。

科 目
法令等 基礎法学
憲法
民法
行政法 一般的な法理論
行政手続法
行政不服審査法
行政事件訴訟法
国家賠償法
地方自治法
行政法総合
商法
一般
知識等
政治・経済・社会
情報通信・個人情報保護
文章理解
合 計
令和5年度(2023年)
5肢択一式(1問4点) 多肢選択式(1問8点) 40字記述式(1問20点) 配点 科目合計
2     8点 46問
【244点】
5 1   28点
9   2 76点
3 1   112点
3    
3    
3 1 1
2    
3    
2    
5     20点
7     28点 14問
【56点】
4     16点
3     12点
54問
【216点】
3問
【24点】
3問
【60点】
300点 60問
【300点】

基礎法学科目の概要・特徴と攻略法

基礎法学科目の概要

本試験問題の冒頭2問(問題1、問題2)が基礎法学からの出題です。法律用語や裁判制度からの出題が多いですが、それ以外の範囲からの出題もあり、内容は多岐にわたります。

法 学
法律用語、法の名称(分類)など
裁判制度
裁判所および裁判の仕組み、裁判外での紛争処理手続など

基礎法学科目の特徴と攻略法

特徴
対象となる範囲が広く、多岐にわたる
攻略法
過去問題を見て、出題傾向を把握!
まずは「教材」を読み、基礎知識を身に付ければ十分!

配点(問題数)からも合否を分けるとはいえず、かつ、出題範囲も絞りこめないので、商法と同じく深入りすべき科目ではありません
また、過去問題を繰り返し解くというアプローチも有効ではありません。

なお、実力養成学習段階において、法律用語の基本概念を知っておくことは、今後の学習のためには有効です。

※学習をサポートする教材を、下記「基礎法学の学習法」にて紹介しています。

基礎法学の学習法

基礎法学は、配点が8点しかなく、その割に学習範囲は広いので得点効率が悪いところです。
「テキスト」掲載部分のみをピンポイントで押さえていくという学習や直前期に「模擬試験」などで出題されたところだけをやるのも一つの方法です。

TAC出版の
『行政書士の教科書』はココが違う!

みんなが欲しかった!行政書士シリーズの根幹となる基本書! 
独学の皆さんのことを徹底的に考え、フルカラー、かつ、図表とイラスト中心のわかりやすい解説で、
本当に独学者が欲しかった行政書士の教科書となっています! 

無料立ち読み

2024年度版 みんなが欲しかった! 行政書士の教科書

出題される科目は学習範囲が広いため、優先順位をつけた学習をすることが効率的となります。試験の合否に影響する重要項目、各科目の理解に必要な基本項目をしっかりとインプットし、知らなくても試験の合否には影響せず、その科目の理解にも影響しない細目部分は大胆にカットして、メリハリをつけた学習に最適な教科書となっています。

  • 出題頻度にあわせて、★★★=優先学習テーマ、★★=ここまでは手を広げておきたいテーマ、★=余裕があれば取り組めばよいテーマ、とそれぞれの内容を重要度(出題度)にわけて区分しているので学習にメリハリがつけられます。
  • 本文にリンクする側注はアドバイス、語句説明や細かい内容でも本試験で出題が予想される事項など多彩なアイコンで表示しているので要チェック!
    発展学習やひっかかりやすい注意点など、試験に必要な情報も盛り沢山です。
  • ただ教科書を読むだけではなく知識確認にもなるように、例題(過去問題)も用意していますので、読み込んだ知識の内容を確認できる構成にもなっています!
    そのほか、行政書士試験初学者のための「スタートアップ講座」や「学習ガイダンス」も掲載!
  • 科目別の4分冊+六法1分冊の5分冊に分解できるので、持ち運びにも便利!
    第5分冊「みんなが欲しかった!行政書士試験六法」は目隠し赤シート対応で、重要語句などを隠しながら暗記するのに最適です。
  • 同シリーズの『2024年度版 みんなが欲しかった! 行政書士の問題集』とあわせて学習すれば、学習効果が飛躍的に向上します! 
  • 「みんなが欲しかった!行政書士の問題集」の詳細/ご購入はこちら>

『みんなが欲しかった! 行政書士の教科書』の詳細/ご購入は こちら

行政書士 参考書 ベストセラー

注目の新刊書籍

行政書士のおすすめ情報