現役SEにこだわって、いまでも第一線で活躍する著者が、自らの成功体験・失敗体験をもとにSEの成長を説きます!
書籍コード番号: 005445
奥付日付:2014-03-28
ページ数: 184 ページ
判型: A5
刷り色:
1C
ISBNコード: 9784813254454
【現役SEにこだわって、いまでも第一線で活躍する著者が、自らの成功体験・失敗体験をもとに、SEの成長を説きます!】
一般にSEというと、コンピューターとだけ向き合う仕事ばかりをしているイメージかもしれません。
でも、実際には
●人と人との調整
●会社間・部署間の調整
●人やモノの手配
●進行管理 ・・・
など、業務内容は非常に幅広いものです。
↓↓↓
年々大型化していくプロジェクトを組織化し、具現化するために、SEには、「ソリューション力」だけではなく、「リーダーシップ力」や「コミュニケーション力」、「リテラシー力」が必要なのです!
本書では、これらSEが必要とする能力を合わせて『SE力』と定義し、多くの事例と合わせてその成長を促していきます。
さらに、SEが本来もつべき「志」にも言及し、最高の成果を上げる方法を解説します。
*~*(本文より)~*~*
今まで出版されているSEに関する本の多くは、システム構築やプロジェクト管理の方法、基盤技術やプログラム開発技術の内容が中心だったように思います。
しかし本書は、システム構築のプロジェクトや運用保守工程で重要となるSEの精神的内面を中心に述べています。それを『SE力』という概念として表現し、4つの基本となる能力(「リテラシー能力」、「コミュニケーション能力」、「リーダーシップ能力」、「ソリューション能力」)を高める内容にしました。
『SE力』という定義は個々によりさまざまではあるとは思いますが、本書が皆さん独自の『SE力』を確立し高められる一助になれば幸いです。
これからSEになる人も、1年目のSEも、3年目のSEも、5年目のSEも、10年目のSEにも読んでもらいたい、『SEにとっての大切な教科書』です。
特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会 会長 播磨 崇氏からも
コメントが寄せられています。
┃ SEには夢がある!
┃ その夢を追いかけるためには、SEとして必要な能力であるSE力と志が必要だ。
┃ すべてのSEとSEを目指す人に読んでほしい1冊。
【著者略歴】
1949年、北海道函館市生。城西大学理学部数学科卒業後、1972年に富士通株式会社入社。横浜営業所SE課に配属となり、主に金融・医療・製造業関連のシステム開発を担う。
その後、富士通株式会社 東日本システム統括部長を経て、自治体ソリューション本部プロジェクト統括部長を務める。
2004年に株式会社富士通東北システムズ常務取締役に就任。システム開発のみならず、後進の育成にも力をいれる。
2008年の退任後は、株式会社さくらケーシーエス取締役、兼システム事業部長に就任。現在は株式会社ティーズコンサルティング顧問・シニアコンサルタント。マネジメントだけでなく、現場でも活躍する現役のSEである。
※本書を使用して講義・セミナー等を実施する場合には、小社宛許諾を求めてください。
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- はじめに
Chapter1 最高のSEとは
・SEとはどんな職業か
・SEの仕事の流れ
・私がSEを志した理由
・最高のSEを目指す
Chapter2 SE力を知る
・SE力とはどのような能力なのか
・シャトレーゼでのプロジェクトで気づいたSE力
・「イメージ2倍で値段半値、素材にこだわり品質2倍」
を具現化する
・シャトレーゼへの提案と、そこから生まれた自信
・この経験で気づいた『SE力』
Chapter3 SEの志とC2DPを考える
・SEが持つべき大切な志
・SEとして大切な心や気持ちから生まれたC2DP
・C2DPの基本概要と導入事例
・私の考えるリーダー論とSEが持つべき志
・リーダーの意識として大切なこと
・目標と目的、結果とを分けること
・志を持ったSEがリーダーとなり師となる
・リーダーの役割を知るうえで参考となるもの
・プロジェクトのトラブルで学んだリーダー像 - Chapter4 成長をC2DPで俯瞰する
・自分の成長をC2DPで俯瞰する
・自己成長の意識に変わる-ステップ1・Plan(感動)
・気づきや感動を普遍化させる-ステップ2・Do(変化)
・自ら学んだことを実践する-ステップ3・Check(実践)
・振り返りで確かなものにする-ステップ4・Action(改善)
・繰り返しでSE力が高まる-ステップ5・Follow(継承)
・変化を評価する必要性
Chapter5 SEの成長と評価
・仕事を通じて成長を実感する必要性がある
・お客様からの指導で成長したこと
・上司や経営幹部からの指摘や指導で成長したこと
・同僚からの気づきで成長したこと
・研修会や書籍で感動し成長したこと
・仕事にはさまざまな法則が活用できる
・SE力のさらなる向上に向けて(メッセージとして)
・SE力を成長させ伝播させるために
あとがき
【補足資料】C2DP ~中長期情報化計画立案について
参考文献・御礼