退職金・企業年金制度のこれからを考える
これまでとどう違うのか?何が変わるのか?
書籍コード番号: 008995
奥付日付:2009-08-02
ページ数: 78 ページ
判型: A5
刷り色:
1C
ISBNコード: 9784813289951
退職金・企業年金制度のこれからを考える
これまでとどう違うのか? 何が変わるのか?
■退職金の見直し
大きな転機を迎えた、退職金制度と企業年金制度。退職金制度では、すでに税制優遇措置が廃止されており、企業年金でも、
広く普及している税制適格年金制度が、2013年3月31日に廃止されます。退職金というものをこれまで実施していた企業は他の
企業年金に移行するか、廃止して従業員に分配する必要があります。
■本書の主旨
退職金・企業年金の現状を説明し、新たな制度に変更する上での選択肢を紹介します。基本的な考え方は、退職金を後払いに
するのか、前払いにするのかということです。企業にとって、選択肢の増えた新企業年金制度の内容を十分に検討し、各企業が
最適な制度の導入を図ることが必要です。
少子高齢化が急速に進む中では、老後の備えの重要性は高まる一方です。しかし、公的年金は、財政的な負担から、給付が
縮小していきます。これまでの退職金は、住宅ローンの返済などの多様な用途に用いられてきましたが、今後は老後への備えが第一の役割となるでしょう。
本書は、退職金・企業年金の見直しを行う際の基本的な事項をまとめたものです。
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書籍の正誤に関するお問い合わせは、「お問い合わせフォーム」から書籍名・ページ数等を記載のうえお送りください- はじめに
第I部 退職金と企業年金
第1章 退職金制度の意義
第2章 退職金制度と企業年金制度の
「熱い」関係
第3章 企業年金制度の誕生と発展
第4章 給付建て制度と掛金建て制度
第5章 21世紀の企業年金制度
第II部 退職金・企業年金改革の選択肢
第6章 待ったなしの適年移行
第7章 改革の選択
-前払いか、後払いか?
第8章 「前払い」の選択肢
-確定拠出年金が主軸
第9章 「後払い」の選択肢
-確定給付企業年金が基本
第10章 退職金・企業年金の改革を
考えるにあたって - 第III部 確定拠出年金制度の概要
第11章 確定拠出年金制度の導入の意義
第12章 確定拠出年金制度の位置づけ
第13章 企業型年金と個人型年金
第14章 企業型年金の仕組みの概要
第15章 個人型年金の仕組みの概要
第16章 確定拠出年金における資産運用
第17章 確定拠出年金の給付形態
第18章 確定拠出年金のポータビリティ
第19章 税制上の措置
第20章 共同運営型の確定拠出年金
補章 キャッシュフローの評価
(現価率、年金現価率など)