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増補版「戦争と平和」の世界史 日本人が学ぶべきリアリズム

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人はなぜ血で血を洗う戦いを繰り返すのか?
ロシアのウクライナ侵攻を踏まえ、加筆・アップデートした最新版!
戦争通史の金字塔

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書籍コード番号: 110416

奥付日付: 2022-09-28


ページ数: 468 ページ

判型: 四六

刷り色: 1C


ISBNコード: 9784300104163

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書籍内容

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人はなぜ血で血を洗う戦いを繰り返すのか?
ロシアのウクライナ侵攻を踏まえ、加筆・アップデートした最新版

米、中、露、欧州、その他諸国、そして日本…多極化する世界の覇権争いの舞台裏も解く
私たち日本人の戦争観を塗り替える戦争通史の金字塔

「世界史」を通じて読み解く「戦争と平和」
“古人類学による戦争の起源”から”戦時国際法の限界”、“21世紀の東アジアの未来”までがわかりやすく学べる。
日本人は“戦争”とどう向き合ってきたのか?
そもそも人類はいかにして“戦争”を回避しようとしてきたのか?
「戦い」を通じて「秩序」を作り上げてきた人類の歴史の核心に迫る。

戦争とは何か、平和とは何かを考えるきっかけが得られる!
カリスマ世界史講師だからこそ書けた、「令和以降の世界を本気で考える」ための必読書

そもそも人類は、いかにして戦争を回避しようとしてきたのか、歴史を振り返っておく必要があるのです。―本文より

【著者紹介】
茂木 誠(もぎ まこと)
ノンフィクション作家、予備校講師、歴史系YouTuber。
駿台予備学校、ネット配信のN予備校で世界史を担当する。著書に、『経済は世界史から学
べ!』(ダイヤモンド社)、『世界史で学べ!地政学』(祥伝社)、『世界史とつなげて学べ超日
本史』(KADOKAWA)、『米中激突の地政学』(WAC)、『テレビが伝えない国際ニュースの
真相』(SB新書)、『世界の今を読み解く「政治思想マトリックス」』(PHP研究所)、『「保
守」って何?』(祥伝社)、『教科書に書けないグローバリストの近現代史』(ビジネス社・共
著)、『バトルマンガで歴史が超わかる本』(飛鳥新社)、『「リラベル」の正体』(WAC・共著)など。

※本書を使用して講義・セミナー等を実施する場合には、小社宛許諾を求めてください。
→お問合せフォームはこちら

目次

増補版 はじめに
はじめに

第1章 人類はいつから戦ってきたのか?
人類とチンパンジーは仲間同士で殺し合う
石器時代の戦争

第2章古代国家と戦争
儒家は理想主義で戦争を捉えた
墨家の徹底したリアリズム
古代ギリシアの戦争観
「記紀」から抹消された不都合な真実
古の日本列島統一戦争の謎
白村江の戦いと壬申の乱で「日本国」が誕生した!

第3章 中世の戦争と兵農分離
中世とはいつを指すのか ?
中世における戦争のルール
常備軍の廃止と民兵組織「武士団」
将門の乱と純友の乱の衝撃
刀伊の入寇にみる「平安時代」の現実
モンゴル帝国のユーラシア統一戦争
フビライの日本遠征と南宋遠征
日本がモンゴルに蹂躙されなかった理由

第4章 大義に支配された宗教戦争の時代
マサダの戦いにみる宗教戦争の苛烈さ
「武装巡礼団」だった十字軍
異端者に対する十字軍
スペインの「正義」――対異教徒戦争

第5章 ウェストファリア体制と「徳川の平和」
戦争がビジネスになった三十年戦争
「主権国家」間の絶え間ない戦争が「戦時国際法」を生んだ
日本版宗教戦争のルーツは鎌倉仏教にあった!?
比叡山と一向一揆を灰燼に帰した織田信長
秀吉の朝鮮出兵のヒントを与えたイエズス会
わが国最後の宗教戦争となった島原の乱
なぜ江戸時代は二五〇年も平和が維持されたのか?

第6章 国民国家の成立と「戦争の民主化」
古代ギリシア人にとっての「国家意識」
武士の官僚化、傭兵の主流化――日欧戦士の比較
フランス革命が引き起こした「戦争の民主化」
世界を塗り替えたナショナリズム

第7章 『万国公法』と植民地支配
国際法の構築に影響を与えた思想家たち
アヘン戦争における「文明の衝突」
アジア・アフリカは国際法の枠外だった
東アジア再編を促した伝説の名著とは?
勝海舟も坂本龍馬も『万国公法』を読んでいた
日本初の海難審判「いろは丸事件」
ヨーロッパの思惑で進められたアジアの内戦
江戸城無血開城を国際法の視点から再評価する
榎本武揚が箱館戦争を生き延びた幸運

第8章 ビスマルク体制と明治日本の国際デビュー
ビスマルク直伝! 日本が実践した「小国の生き残り戦略」
樺太と千島列島に見る日露国境紛争の歴史
本邦初の国際裁判、マリア・ルス号事件
日清領土の画定――琉球と台湾の帰属問題
明治時代、朝鮮半島の地政学的リスク
陸奥宗光という傑物と領事裁判権の壁
大津事件が不平等条約改正につながった
第9章 明治日本の戦争
なぜ日清戦争は起こったのか?
「高陞号」事件――中立国の船を撃沈するのは合法か?
朝鮮半島、遼東半島をめぐる日露の攻防
義和団事件が日本の国際的地位を向上させた
「第0次世界大戦」と日英同盟
日露戦争の日本海海戦における勝利の条件
ギリギリの交渉だったポーツマス条約と小村寿太郎
韓国併合の国際的な合法性とは?
大正デモクラシーは平和をもたらしたのか

第10章 第一次世界大戦と国際連盟体制
第一次世界大戦の功罪
モロッコ事件とバルカン危機
仁義なき秘密外交が第一次世界大戦の雌雄を決した
日本が「欧州大戦」に参戦したのはなぜか?
金融資本の都合とロシア革命
対等な日米交渉「石井・ランシング協定」の意義
共産主義の脅威が一変させた国際情勢
世界初の集団安全保障体制「国際連盟」
ワシントン会議に隠されたアメリカの本音
ケロッグ・ブリアン協定の偽善

第11章 昭和の軍部はなぜ暴走したのか?―満洲事変~日中全面戦争
「あの戦争」を何と呼ぶべきか?
政党の失政と元老不在が軍部の跋扈を招いた
張作霖爆殺事件の謎と陸士エリートの台頭
陸軍の教育システムはこうなっていた!
参謀本部における学歴主義と情報の軽視
「昭和維新」のカリスマ、北一輝と井上日召
世論の暴走―満洲事変とリットン報告書
国際連盟の崩壊と日中全面戦争への序曲
陸軍の「統制派」の台頭が日本の運命を決した
石原莞爾も反対した日中全面戦争
近衛首相を戦争に引きずり込んだ者たち

第12章 日米戦争 破局への道
「天才的戦略家」石原莞爾をつぶした「凡人官僚」東條英機
アメリカ政府が対日戦争を望んでいた理由
ノモンハン事件が独ソ不可侵条約を生んだ
死闘のカギを握ったのは「国際金融資本」
松岡洋右の「四国軍事同盟」構想とその挫折
野村吉三郎と幻となった「日米諒解案」
対日経済制裁という「劇薬」
「ハル・ノート」を書いた黒幕
山本五十六の短期決戦論に海軍が押し切られる
真珠湾攻撃の最後通告が攻撃開始後になったわけ
早期終戦工作はことごとくつぶされた
北欧における日本陸軍のスパイマスター、小野寺信
ヤルタ密約のソ連参戦情報を日本は知っていた?
実らなかったスイスにおける対米和平工作
「本土決戦」の思想とは何だったのか?
彼らはソ連軍による「解放」を望んでいた

第13章 アメリカ幕府のもとで
「国連による平和」という虚構
パクス・アメリカーナの本質
東京裁判とは何だったのか?
吉田親米政権と日米安保体制
日本における「戦争と平和」の未来

第14章 日本を、戦場にしないために
ウクライナ戦争―ロシア・ウクライナ間の関係史
ウクライナ戦争―ロシア側の論理
アメリカ民主党政権の責任
ウクライナ戦争から何を学ぶべきか?
私たち日本人が今後考えるべきこと

あとがき

増補版 あとがき

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