中小企業診断士

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企業経営理論とは?

【企業経営・企業診断の基礎となる科目!】
この科目は、事業領域の決定に関する「経営戦略論」、経営資源のヒトに関連する「組織論」、消費者へのアプローチに関連する「マーケティング論」を学習していきます。

これらは、企業の経営に関する現状分析及び問題解決、将来の事業計画策定に必要不可欠な知識といえます。

また、2次試験の「事例Ⅰ(組織【人事を含む】)」と「事例Ⅱ(マーケティング・流通)」においても中心課題となる重要な科目と位置付けられています。

どの領域も、知識そのものを問う問題よりも、知識をもとにした具体例の正誤を問う問題が多いです。平均点が高い年もありますが、知識の丸暗記では対応できない分、高得点をとるのは難しい科目です。まずは基本書等で基礎知識をしっかり身に付けましょう。

企業経営理論の試験時間・配点(第1次試験)

第1次試験は、7科目(8教科)、択一マークシート形式(四肢または五肢択一式)で実施されます。

試験日程 試験科目 試験時間 配点
第1日目 午前 1.経済学・経済政策 60分 100点
2.財務・会計 60分 100点
午後 3.企業経営理論 90分 100点
4.運営管理(オペレーション・マネジメント) 90分 100点
第2日目 午前 5.経営法務 60分 100点
6.経営情報システム 60分 100点
午後 7.中小企業経営・中小企業政策 90分 100点
試験時間・配点(第1次試験)
第一日目 午前
1.経済学・経済政策(試験時間 60分 / 配点 100点 )
2.財務・会計(試験時間 60分 / 配点 100点 )
第一日目 午後
3.企業経営理論(試験時間 90分 / 配点 100点 )
4.運営管理(オペレーション・マネジメント)
(試験時間 90分 / 配点 100点 )
第二日目 午前
5.経営法務(試験時間 60分 / 配点 100点 )
6.経営情報システム(試験時間 60分 / 配点 100点 )
第二日目 午後
7.中小企業経営・中小企業政策
(試験時間 90分 / 配点 100点 )

企業経営理論の概要・特徴と攻略法

企業経営理論の概要

企業経営理論では、①経営戦略、②組織論、③マーケティングの3分野について学習します。教科書の内容を単に暗記するのではなく、各論点の特徴を、頭の中にイメージできるような学習を心がけましょう。

経営戦略/組織論/マーケティング
経営戦略
経営戦略の全体像や、成長戦略、競争戦略など、企業の戦略について学習します。
組織論
組織構造論(組織の形や仕組み)とメンバーの行動面や心理面に着目した組織行動論などを学習します。
マーケティング
基本となる4Pの戦略(製品・価格・物流・プロモーション)や消費者の行動などが学習の中心となります。

企業経営理論の特徴と攻略法

特徴
単に単語の意味を問うような問題はほとんどない
問題文(選択肢)がかなり複雑
攻略法
過去問や問題集で出題パターンを確認しながら学習しよう!

興味深い内容のわりには得点しにくい科目ですが、出題パターンを確認して知識を適用できるようにしましょう。
また、繰り返し問われる頻出論点は必ず押さえましょう。

※学習をサポートする教材を、下記「企業経営理論の学習法の学習法」にて紹介しています。

企業経営理論の学習法

経営戦略は、文章の正誤を判断する文章正誤問題(4択または5択)がほとんどですが、単に暗記しただけではなかなか点数に結びつきません。かつ、問題文章が独特の言い回しのため、文章の意味がわかりにくく、わかるまでに時間がかかる場合があります。ドメイン、競争戦略論、PPM等の頻出分野を中心に知識を整理して、頭にイメージができるようにしましょう。

組織論は、経営戦略と同じく、文章正誤問題がほとんどとなります。組織構造論と組織行動論は、単に暗記しただけでは点数に結びつかない問題がほとんどですが、労働関連法規は、人数、年数など、覚えていないと得点できない問題が出題されます。特に組織構造論と組織行動論の頻出分野を中心に知識を整理して、頭にイメージできるようにしましょう。また、労働関連法規は、知っていないと得点できない問題がほとんどのため、基本書等の重要ポイントを中心に覚えてください

マーケティング論は、ターゲットマーケティング、マーケティングリサーチ、消費者の購買行動、4P(製品、価格、チャネル・物流、プロモーション)について主に出題されます。経営戦略、組織論と同様に文章正誤問題がほとんどですが、穴埋め問題が出題される年もあります。穴埋め問題は出題数も少なく、文章正誤の対策をしておけば対応できる問題がほとんどですので、特別な対策は必要ありません。文章正誤問題では、10行程度のマーケティングに関するシチュエーションが書かれており、その中の単語や文章について2問から3問の設問が出される問題もあります。頻出分野を中心に知識を整理して、身近な実例がある場合は結びつけて学習をしましょう。

なお、すべての分野について、出題のされ方を知るだけでなく、問題文の独特の言い回しに慣れるため、過去問は絶対に繰り返し解くようにしましょう。

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