高度試験·情報処理安全確保支援士試験

高度試験·情報処理安全支援士試験とは?

高度試験」とは、情報処理技術者試験で最も技術レベルの高いレベル4の試験で、その専門性から9つの試験区分に分かれています。試験は、午前Ⅰ試験が共通の問題で、午前Ⅱ·午後Ⅰ·午後Ⅱは試験種ごとに出題範囲が異なり、ITに関する深い知識が求められます。「情報処理安全確保支援士」は、サイバーセキュリティに関する専門的な知識·技能を活用して企業や組織における安全な情報システムの企画·設計·開発·運用を支援し、サイバーセキュリティ対策の調査·分析·評価やその結果に基づく指導·助言を行うこととされています。

試験制度について

試験内容

試験時間·出題形式·出題数·解答数

試験区分 午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
9:30~10:20
(50分)
10:50~11:30
(40分)
12:30~14:00
(90分)
14:30~16:30
(120分)
出題形式 出題数 出題形式 出題数 出題形式 出題数 出題形式 出題数
解答数 解答数 解答数 解答数
高度
試験
ST ITストラテジスト試験 多肢選択式
(四肢択一)
共通問題
30問
30問
多肢選択式
(四肢択一)
25問
25問
記述式 4問
2問
論述式 3問
1問
SA システムアーキテクト試験
PM プロジェクトマネージャ試験 多肢選択式
(四肢択一)
25問
25問
記述式 3問
2問
論述式 2問
1問
SM ITサービスマネージャ試験
AU システム監査技術者試験
NW ネットワークスペシャリスト試験 多肢選択式
(四肢択一)
25問
25問
記述式 3問
2問
記述式 2問
1問
DB データベーススペシャリスト試験
ES エンベデッドシステム
スペシャリスト試験
SC 情報処理安全確保支援士試験 多肢選択式
(四肢択一)
25問
25問
記述式 3問
2問
記述式 2問
1問

午前試験出題分野

出題分野 午前Ⅰ 午前Ⅱ(専門知識)
分野 大分類 中分類 ST SA PM NW DB ES SM AU SC
テクノロジ系 1 基礎理論 1 基礎理論 ○3
2 アルゴリズムとプログラミング
2 コンピュータシステム 3 コンピュータ構成要素 ○3 ○3 ○3 ◎4 ○3
4 システム構成要素 ○3 ○3 ○3 ○3 ○3
5 ソフトウェア ◎4
6 ハードウェア ◎4
3 技術要素 7 ヒューマンインターフェース
8 マルチメディア
9 データベース ○3 ◎4 ○3 ○3 ○3
10 ネットワーク ○3 ◎4 ○3 ○3 ○3 ◎4
11 セキュリティ ◎3 ◎4 ◎4 ◎3 ◎4 ◎4 ◎4 ◎4 ◎4 ◎4
4 開発技術 12 システム開発技術 ○3 ◎4 ○3 ○3 ○3 ◎4 ○3 ○3
13 ソフトウェア開発管理基準 ○3 ○3 ○3 ○3 ○3 ○3
マネジメント系 5 プロジェクトマネジメント 14 プロジェクトマネジメント ◎4 ◎4
6 サービスマネジメント 15 サービスマネジメント ○3 ◎4 ○3 ○3
16 システム監査 ○3 ◎4 ○3
ストラテジ系 7 システム戦略 17 システム戦略 ◎4 ○3
18 システム企画 ◎4 ◎4 ○3
8 経営戦略 19 企業戦略マネジメント ◎4 ○3
20 技術戦略マネジメント ○3
21 ビジネスインダストリ ◎4 ○3
9 企業と法務 22 企業活動 ◎4 ○3
23 法務 ○3 ○3 ○3 ◎4

◎は出題範囲のうちで重点分野であることを表す。
3、4は技術レベルを表し、4が最も高度のレベルを表す。

合格基準

各時間区分(午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱ試験)の得点がすべて基準点以上の場合に合格とする。

午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
配点 基準点 配点 基準点 配点 基準点 配点 基準点
高度
試験
ST ITストラテジスト試験 100点
満点
60点 100点
満点
60点 100点
満点
60点 - ランクA
SA システムアーキテクト試験
PM プロジェクトマネージャ試験
SM ITサービスマネージャ試験
AU システム監査技術者試験
NW ネットワークスペシャリスト試験 100点
満点
60点 100点
満点
60点 100点
満点
60点 100点
満点
60点
DB データベーススペシャリスト試験
ES エンベデッドシステム
スペシャリスト試験
SC 情報処理安全確保支援士試験

午後Ⅱ(論文式)試験の評価方法について

設問で要求した項目の充足度、論述の具体性、内容の妥当性、論理の一貫性、見識に基づく主張、洞察力、行動力、独創性·先見性、表現力·文章作成能力などを評価の視点として、論述の内容を評価します。また、問題冊子で示す”解答に当たっての指示”に従わない場合は、論述の内容にかかわらず、その程度によって評価を下げることがあります。
評価ランクと合否の関係は下記の通りです。

評価ランク 内容 合否
A 合格水準にある 合格
B 合格水準まであと一歩である 不合格
C 内容が不十分である
D 出題の要求から著しく逸脱している

高度試験·支援士試験の一部(午前Ⅰ試験)の免除

高度試験及び情報処理安全確保支援士の午前Ⅰ試験については、次の条件1~3のいずれかを満たせば、その後2年間受験を免除する。

【条件1】 応用情報技術者試験に合格する。
【条件2】 高度試験、支援士試験のいずれかに合格する。
【条件3】 高度試験、支援士試験の午前Ⅰ試験で基準点以上の成績を得る。

試験案内

試験日

令和3年度春期試験より、高度試験区分の本試験実施時期が変更となりました。

試験日
4月 第3日曜日 10月 第3日曜日
高度
試験
ST ITストラテジスト試験 春期
SA システムアーキテクト試験 春期
PM プロジェクトマネージャ試験 秋期
SM ITサービスマネージャ試験 春期
AU システム監査技術者試験 秋期
NW ネットワークスペシャリスト試験 春期
DB データベーススペシャリスト試験 秋期
ES エンベデッドシステムスペシャリスト試験 秋期
SC 情報処理安全確保支援士試験 春期 秋期
【重要】令和3年度春期試験の実施について

例年、秋期(10月)に実施を予定している高度試験区分について、新型コロナウイルス感染症の影響により試験会場を十分に確保できないことから令和2年度における試験実施を見送ったことを踏まえ、令和3年度からは、
・これまで秋期(10月)に実施してきた高度試験区分を、春期(4月)に実施。
・これまで春期(4月)に実施してきた高度試験区分を、秋期(10月)に実施。
と、実施時期を変更することが公表されました。
詳細につきましては、情報処理推進機構(IPA)のホームページをご覧ください。

情報処理推進機構(IPA)のホームページはこちら

受験資格

特になし

難易度

レベル4 ★★★★

合格率

令和元年秋期 平成31年春期 平成30年秋期 平成30年春期
高度
試験
ST ITストラテジスト試験 15.4 - 14.3 -
SA システムアーキテクト試験 15.3 - 12.6 -
PM プロジェクトマネージャ試験 - 14.1 - 13.2
SM ITサービスマネージャ試験 14.7 - 14.3 -
AU システム監査技術者試験 - 14.6 - 14.4
NW ネットワークスペシャリスト試験 14.4 - 15.4 -
DB データベーススペシャリスト試験 - 14.4 - 13.9
ES エンベデッドシステムスペシャリスト試験 - 16.0 - 17.8
SC 情報処理安全確保支援士試験 19.4 18.9 18.5 16.9

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