宅地建物取引士(宅建士)の合格率と難易度

宅地建物取引士(宅建士)の合格率は? 他の資格と比較した難易度は?

2015年の宅建業法改正にともない、“宅地建物取引士”(宅建士)という名称に変更されてから5回試験が実施されました。受験者数は年々増えて、現在は約20万人以上が受験し、合格率は、15%~17%台となっています。

申込者数 受験者数 合格者数 合格率
合格率
期間:令和元(2019)年度
令和元(2019)年度 申込者数276,019 受験者数220,797 合格者数37,481 合格率17.0%
期間:平成30(2018)年度
平成30(2018)年度 申込者数265,444 受験者数213,993 合格者数33,360 合格率15.6%
期間:平成29(2017)年度
平成29(2017)年度 申込者数258,511 受験者数209,354 合格者数32,644 合格率15.6%
期間:平成28(2016)年度
平成28(2016)年度 申込者数245,742 受験者数198,463 合格者数30,589 合格率15.4%
期間:平成27(2015)年度
平成27(2015)年度 申込者数243,199 受験者数194,926 合格者数30,028 合格率15.4%

合格率と基準点の関係についてはこちら>

男女別の合格率は?

女性の受験者数は男性の約半分ですが、合格率では、女性が約2%高い数字となっています。

申込者数 受験者数 合格者数 合格率
男女別の合格率
男性
男性 申込者数187,164 受験者数148,765 合格者数24,188 合格率16.3%
女性
女性 申込者数88,855 受験者数220,797 合格者数13,293 合格率18.5%

一般財団法人 不動産適性取引推進機構
「令和元年度宅地建物取引士資格試験実施結果の概要」
より(PDF)

どんな職業の人が合格している?

令和元年度試験では、合格者の平均年齢が35.4歳( 男性35.9歳、女性 34.5歳 )となりました。
職業別にみると、不動産関係以外の合格者も多く、幅広い業種・職種で通用するビジネスツールであることが分かります。

令和元年合格者 職業別構成比

一般財団法人 不動産適性取引推進機構
「令和元年度宅地建物取引士資格試験実施結果の概要」
より(PDF)

他の資格の合格率と比較した難易度は?

社会的認知度の高い日商簿記や宅地建物取引士に関連する資格の平均合格率で比較した場合の難易度は下記の通りです。
宅地建物取引士の難易度は、マンション管理士(平均合格率8%)より易しく、FP2級(平均合格率30~40%)、日商簿記2級(平均約24%)や管理業務主任者(平均合格率約20%)より難しい資格と言えます。

FP3級,FP2級,日商簿記3級,日商簿記2級,マンション管理士,管理業務主任者,宅地建物取引士(宅建士)

宅地建物取引士(宅建士)を独学で取得するための勉強時間は?

宅地建物取引士を独学で取得するには、約300時間程度の学習時間は見積もっておきましょう。
※学習経験や勉強方法などでも個人差がでますので、あくまでも目安としてください。
学習スタートから10月本試験までに1日どのくらいの学習が必要かを割り出してみましょう。
学習期間が3ヵ月程度なら1日約3時間、5ヵ月程度なら1日約2時間の学習時間が必要になります。電車で通勤している方や出張が多い方は、移動時間も活用してみてください。

お仕事や家事・育児をされている中で、1日2時間、3時間の勉強時間を捻出するのは難しいと思います。少しでも長い勉強期間をとれるように早めに学習をスタートさせましょう。

宅地建物取引士(宅建士)を独学で取得するためのおすすめの勉強方法とコツは?

試験勉強のコツは、「反復学習」です。合格者の方からいただく体験記の中で、もっとも多いのが「繰り返し読みました」「繰り返し解きました」というコメントです。間違えた問題は、かならずテキストに戻って、なぜ間違えたのか?その理由を明確にしましょう。
テキストは最低でも2回、過去問題は3回解く時間を確保しましょう。学習の流れとポイントは、下記の通りです。

STEP1:基礎学習:テキストは最低でも2回読む(1回目はざっくり、2回目で知識定着),STEP2:過去問演習:3回解き、間違いは確認!(わかるまで),STEP3:直前対策:予想問題を解く(時間内に解く)

最初から覚えようとしてテキストを読むと、途中で勉強が苦しくなってしまいがちです。1回目はざっくりでかまいません。最初に全体像や出題範囲を理解をすることで、2回目の読み込みがスムーズになります。

過去問題は繰り返し解くと、答えを覚えてしまうので、解いても意味がないという声を多く聞きます。過去問演習で大切なことは、答えを暗記することではなく、「わかるまで」解くとこうことです。

解いて答えを導き出す過程(なぜこの回答になるのか?)を覚えられているかが重要です。
答えを覚えてしまった問題は、一問一問、頭の中で、理由を説明できる(理想は、他の人に解説できる)まで繰り返し解いてみましょう。

勉強の流れと使用教材の選び方についてはこちら>

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